ご依頼ガイド

このページの内容は少し古くなっております。参考程度にお願いいたします。

ご依頼の検討にあたって役に立つ情報を整理してあります。

技術よりの話題

当サービスについて

当サービスは Webアプリケーションの制作や編集作業を含むコンサルティングのようなものです。単にプログラムを代行的に扱うだけでなく、お客様の立場とニーズを理解したサービスを提供することを目的としています。

ご相談いただいた内容が以下のケースに当てはまると思われる場合、当方ではお引き受けできないことがあります。

・アダルトコンテンツを含む(*創作系は応相談)
・極端な宣伝活動やスパムなどを助長する
・その他、公序良俗に沿わないと思われる場合

ご料金とお見積もり

ご料金は「基本料金×作業単位=ご料金」という単純な式で計算しています。基本料金は下記リストのような状況に応じて算出されます。

  • ご依頼者様、および作成するシステムの事業内容、その規模
  • 何らかの契約類の有無、その内容
  • 面談、通話などメール以外のやり取りを要する頻度
  • そのときの景気や運営状況など

作業単位は 1 が一日分に相当し、一週間当たりの作業単位は状況により 5~6 です。なお、ご料金は今後のサポート料を含んでおります。

また、早い段階でお支払いのケース(前払い、または前後払い)には割引が付きます。詳しくはお問い合わせ下さればお見積もりさせて頂きます。

サポート体制

プログラム納品後、当方では予定期間(お引き受けするときに目安としてご提示する作成期間)と同じだけの初期サポート期間が付きます。この期間はさほど難しくない改良や変更などを無償にて行います。初期サポート期間超過後は無期限の長期サポート期間となります。初期サポートほどではありませんが、長期サポートは当サービスが存続する限り継続されます。

サポート期間の一例:
ニ週間
ニ週間無期限~
予定期間初期サポート長期サポート

なお、ケースバイケースですので、初期と長期のサポート期間の境は厳密なものではありません。サポートは基本的に、納品からの経過日数が少なければ少ないほど有効です。

個人情報と機密情報の守秘

当サービスでお仕事をさせて頂くにあたり、お客様からお預かりした住所や氏名、メールアドレスなどの個人的情報、また、メールのやり取りやカスタマイズのために渡されたプログラム、その他諸々の資料などの機密的情報をお客様の許可無く第三者に開示することはありません。(法的義務が生じた場合を除く)

ソフトウェアの権利について

お客様は、当サービスで新規作成するソフトウェアの公序良俗にのっとった利用にまつわる諸々の権利を持つものとします。販売,レンタルなどの二次的利用をなさっても構いません。

二次的利用を目的とされる場合、ソフトウェアやそれに付随するテキスト(マニュアルなど)の作成方法が若干違ってきますので、事前にご相談くださることをお願いします。とくに前もってのことわりがなければ、当方ではお客様自身、あるいは御社の範囲内で利用されるものとしてソフトウェアやテキストを作成します。

改変表示について

フリー/シェアウェアのCGIスクリプトなど、他者の手によって書かれたスクリプトに改変を施す場合、当方では基本的に、コードに改変を加えた個所、または新たにコードを挿入した個所すべてに以下のようなコメント書きを残すことにしています。

# -- edit by Nekopps
...(code)...
# -- end

これはまず依頼主さまに納得していただくためでもありますが、安全・確実に作業を進めるうえでもたいへん役に立つものです。このコメント書きには、コードにどのような改変操作を加えたかの情報が残されているため、必要であればこの情報をもとにしてスクリプトを改変前の状態に戻すことができます。

また、スクリプトが出力する HTMLページの下部などにそのスクリプトの著作表示がある場合、可能な限りそのそばに以下のような改変表示(表明)を付け加えることにしています。(プログラムの構成上の理由で出来ないこともあります)

(modified version)

これは、そのスクリプトがオリジナルから改変済みであることを示し、スクリプトの作成者に不利益を与えることのないようにするためです。

Perl, PHP, そして Ruby

Webアプリ作成のご依頼をご検討のお客様の中には、ウェブを巡る様々な用語やプログラミング言語の錯綜に戸惑っているケースがあると思います。ここではよく目にする言語や用語を簡単にご説明します。

最終更新:

Perl

Perl(パール)はインターネットが普及し始めた頃から存在している汎用の言語です。記号的表記が多くやや取っ付きにくさもありますが、非常に柔軟な言語性能を持っており、あらゆる用途に、とくにテキスト処理に力を発揮します。

その性能の高さから IT初期はウェブ開発においても盛んに利用されましたが、最近では PHP等にそのシェアを奪われつつあります。しかし古株である Perlは共に発展して来た Linuxと親和性が高いため、システムを操作するためのライブラリや実装が豊富に出揃っています。

PHP

対し、PHP(ピーエイチピー)はもともとウェブ開発のために登場した比較的新しい言語です。PHPは単純で共有し易い文法を重んじているため、言語そのものの性能はけして高いとは言えませんが、ウェブサイトやアプリを作るための様々な便利な機能を標準装備しています。多くのアプリやフレームワークが出揃い、プログラマもたくさん居るため、ウェブ開発において現在もっとも無難な選択肢と言えます。

また、PHPはスクリプトファイル自体をテンプレートとして扱える仕組みになっているため、ウェブページを出力する用途には向いています。

Ruby

Ruby(ルビー)も比較的新しい言語ですが、とりわけウェブ開発を想定したものではなく、汎用の言語と言えます。近年、大規模開発において「オブジェクト指向」は欠かせないものとなって来ていますが、Perlや PHPにおけるオブジェクト指向が「後付け」感が否めないものであるのに対し、Rubyでは「全てがオブジェクト」という一貫した思想の元に作られていることが特徴であり、強みです。また、Rubyは日本生まれです!

Rubyはその洗練された文法が世界的にも注目され、既に多くのライブラリが出揃いつつあります。最近では Ruby製のフレームワークである Railsと組み合わせた Ruby on Rails と呼ばれるウェブ開発需要が増えています。

要約

簡潔にまとめると、Perlはサーバシステムよりの言語で、PHPはウェブシステムよりの言語、Rubyはプラットフォームを選ばない言語……と考えて大きな間違いはないと思います。

当方では、結果的に Webページを生成することを目的とした一般的な Webアプリケーションを PHP もしくは Rubyで、よりサーバシステムに近く複雑な処理を要するアプリケーションは Perlで、と使い分けています。

CGI

なお、よく並んで表記される CGIという用語は Webサーバが持つ機能の一つに過ぎず、言語ではありません。当初から Webアプリといえば CGIを通して実現されていたため、CGIは Webアプリ(多くはPerlスクリプト)の別名のように使われることがあります。サーバの実装にもよりますが、PHPも実は CGIを通して動作しています。

Javascript

Javascript(ジャヴァスクリプト; JavaScript, JSとも)はブラウザ上で動作するという点で他の言語とはまったく異なる役割を担っています。例えばこのページを見ている時点で PHPはもう仕事を終えていますが、Javascriptにとってはここからが仕事です。

ウェブ開発において、Javascriptは主に HTMLの文書構造を操作したり、対話型のインタフェイスを実装する目的で用いられます。また、Java言語とは似て非なるものです。

MySQL

MySQL(マイエスキューエル)はデータを検索したり操作したりするための SQL言語の一種であり、また、実際にデータを保持する DBMS(データベースマネジメントシステム)の一つでもあります。オープンソースの上に高性能なので、ウェブ開発の現場では事実標準的に用いられています。

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