WordPressサイトのカスタマイズ・プラグイン開発
WordPress
WordPress(ワードプレス)は元々はブログウェアの一つに過ぎませんでしたが、今では世界中のウェブページの七割を占めるとも言われるほどポピュラーな汎用CMSにまで成長しました。
ワードプレスは便利です。最小限の構成で普通のブログとして使えますし、メンバーを登録可能にしてポータルサイトとして活用することも出来れば、EC用のプラグインを導入して本格的なショッピングサイトを運用することも出来ます。
ワードプレスは名実共に汎用のCMSで、プラグインとテーマ次第でどのようなサイトにすることも可能です。それまでは構築に何ヶ月も掛かっていたようなシステムが一日で立ち上がってしまいます。
WordPressの欠点
便利なWordPressですが、様々な欠点も抱えています。
- 膨大な量のコードを実行しているためパフォーマンスが低下し易い
- いったん不具合が起こり始めると対処が難しい
- プラグインに脆弱性が見つかるとそれを利用してハッキングされる
- テーマの構成が複雑であるため、デザインの調整が理不尽に難しい
ワードプレスサイトの運用は、ときに原因の特定/対処の難しいページレスポンスの「遅延」との闘いでもあります。ワードプレスによるページ生成は、気の遠くなるほどの膨大な量のコードを処理した結果ですので、これはある程度は仕方ありません。
また、デザインの調整やプラグインのカスタマイズなど、ワードプレスであるために難しくなったこともあります。プラグインやテーマがデフォルトで提供している機能は難なく利用出来ますが、それをカスタマイズしたい、拡張したいとなると話は別です。
ポピュラーであるため、常にハッカーの標的となっていることも大きな課題です。プラグインの脆弱性などを突かれてWordPressが乗っ取られると、大量のスパムを送信するための踏み台にされたり、身に覚えのないおかしな広告が表示されるようになったりと被害は甚大です。
WordPressが適さないケース
ワードプレスは本来ブログCMSとして構築されています。プラグイン次第で何でも出来るようにはなりましたが、SNSやゲームサイトなど、一度に多くのユーザが利用することを想定したプラットフォーム開発には向いていません。
また、安易な立ち上げ/運用をするとハッキングされる可能性があることから、信頼性を第一とする企業サイトの構築にはお勧めしていません。
WordPressカスタマイズ
独力や低予算では実現が難しいことを可能にするのがワードプレスですが、反面、本来は簡単なことをややこしくしているのもワードプレスです。
Nekoppsではワードプレスを使用したECサイトの構築に数年間携わった経験を活かし、ワードプレスのカスタマイズサービスを提供しています。